お菓子工房「夢彩菓すずき」のブログ
帰国?
2014-6 Paris 248
飯能夏祭りが終わった翌日から梅雨明け宣言があり、すっかり夏の気候となりました。そして私のフランス旅行から早くも1カ月が経っています。宣言通り今回のブログでフランス旅行記は最終回です。

この写真はモンマルトルの丘のふもとの町「アベス」の地下鉄駅です。とても素敵なアールデコのアーチがパリらしくてお気に入りの駅です。しかし、メトロを降りてホーム脇にあるエレベーターを見過ごすと、ビル3階分位あるらせん階段を延々と登らないと地上に出ません。階段を彩る鮮やかな壁画を楽しむのも良いですが、少々体力を消耗します。
フランス滞在最終日はパリの街を一望できるモンマルトルの丘に登りました。アベス広場を通り抜けフニクレール(登山電車)に乗り換えて、見る見るうちにサクレクール寺院の前の大きな階段の頂上に到達しました。
1週間を通して晴天続きのこの旅行でしたが、最終日も快晴で太陽がとても近く感じます。観光客の多さに比例して怪しいお土産売りのお兄さんや似顔絵描きの勧誘も多く、開放的な景色とは裏腹にちょっぴり気を引き締めながらの散策です。

さて、夕方6時過ぎに空港までの送迎車が来るまで、あと半日を悔いなく過ごすために何をしようか考えました。
やはり女二人、一番の興味は「ショッピング」ですね。腹ごしらえをした後町の中心地に繰り出しました。日曜日は休みのお店が多いということでしたが、ハイシーズンの観光地ですから結構開いていました。
せっかく荷物をまとめたのにまたまたたくさんの荷物が追加され、ホテルに戻って荷物整理!と思ったらロビーに前述のヴェルサイユ在住夫妻島村さんがお見送りに来て下さっていました。またパスポートの期限が切れる前に再来することを約束して感動のお別れです。本当に涙が出そうになりました。島村さんありがとう!
送迎車のドライバーさんは紳士的なおじさまで、日本語も上手でした。空港内までトランクを運んでくれてチェックインカウンターまで見送ってくれました。いろいろアクシデントもあった旅行でしたが、やっと帰れる、楽しかった、などなどいろんな思いを胸に出国手続きをすませ空港内の免税店を眺めながら夜10時発のJAL便の搭乗時間を待ちました。

なのになのに・・・飛ばなかったのです!飛行機の故障で足止め!
夜中の12時過ぎにもう一度フランスへの入国手続きをしてJALの手配した空港近くのホテルへ案内され一夜を過ごしました。そんなことってあるんだーと唖然としながら丸まる一日そのホテルで過ごし(もうユーロも体力も使い切りました)翌日の夜にやっと再度出国、最後までアクシデントに見舞われ忘れられない旅となったのでした。

長々と書き連ねましたがこれで私と娘のフランス旅行記は終わりです。この記事を書くことによって自分自身、もう一度フランスに行った気分になれました。自己満足にお付き合い頂いて本当に恐縮です。読んで下さった方ありがとうございました。これに懲りずにまたどこかに旅行したいと思っている今日この頃です。
スポンサーサイト
シテ島・サンルイ島
2014paris-s 377mini
パリ5日目はパリに4年在住している、元うちのお店のパティシェールの美江子さんに一日お付き合いいただいて、たっぷりと楽しませていただきました。
メトロのCite駅で待ち合わせて、まずはノートルダム大聖堂を見学。この偉大な建造物はなんと1163年から建築を開始し、フランス革命でダメージを受けたものの補修を繰り返し、850年もの時を経て現在まで堂々とパリの中心に鎮座しているのです。観光客が多いのですが、内部はひんやりとして教会独特の厳かな雰囲気を保っていました。時折「お静かに」というアナウンスが入るためだったのかもしれません。
ノートルダム大聖堂の装飾も見事だったのですが、写真はそのお隣にあるサントシャペルという教会のステンドグラスです。建物自体はそれほど大きくないのですが、全面ステンドグラスの窓に囲まれたそれは綺麗な教会でした。
ステンドグラスは聖書の教えを表す絵で構成されていて、左の下から順番に見るという説明が各国の言葉で書かれていました。日の光によって色が変わるそうで、時間があったら一日いても飽きないかもしれませんね。この建物も11世紀中ごろに建てられたものだそうですが、フランス革命時には行政の事務所として使っていたため崩壊の難を逃れたのだそうです。フランス最古のステンドグラスとして貴重なものだそうです。

美しい歴史的建造物を見学した後は、サンルイ島名物のベルティオンのアイスクリームを堪能しながらショッピングに向かいました。原宿のような雰囲気のサンルイ島のメインストリートはおしゃれな雑貨屋さんやブティックが軒を連ねていてとても楽しい通りでした。そして、美江子さんが予約していてくれたバスティーユのレストランでボリュームたっぷりのランチをいただきました。前菜とメインのボリュームは相変わらずでしたが、たくさん歩いておなかが空いていたのと、久しぶりに会っておしゃべりが弾んだせいか適度のアルコールと共にたっぷり頂きました。さすがにデザートまでは無理でしたが・・・。

さてお腹も満足して、女3人またしてもショッピングの再開です。マレ地区のお店を次々覗きながら今度はパリ最大のデパート「ギャラリーラファイエット」に移動しました。お目当ての物をあれこれと物色し夕方になりましたが、ここで終わりではありません。本日のメインイベントはエッフェル塔のふもとでのピクニックです。
スーパーで食材を買い込み、シャンドマルス公園でシートを広げて夕暮れのひと時を過ごしました。
ちょうどこの日は日本でいう夏至に当たる日で、パリでは街角の至る所で音楽やパフォーマンスが繰り広げられる「Fete de la Musique」 音楽の日でした。公園にも大掛かりなステージが造られていて、若者たちがコスプレしたりしながら楽しく騒いでいました。日没が遅いので子供連れのファミリーもいて、一体今が何時なのかわからないくらいの状態です。

しかし11時になるとさすがに夜も更けてきたので、ピクニックを終了しましたが、翌日にはパリを離れると思うと名残惜しくてメトロではなく徒歩でホテルまで帰るというわがままに美江子さんを付き合わせてしまいました。
約1時間の夜のお散歩でシャンゼリゼ通りやコンコルド広場、オペラ通りを経てホテルに着いたのは日付が変わった頃だったと思います。本当に丸1日お付き合いいただいた美江子さんに感謝感謝です。
とても楽しく思い出深い一日となりました。

さて、翌日の最終日でこの長かったフランス紀行も最終回となります。
しつこくたくさん書きこみましたが、あと1回だけお付き合いくださいませ。
パリの夜
2014paris-s 343mini
超大型台風が本州に近付いてきています。皆様のお住まい周辺は大丈夫ですか?
先月から異常気象が続き、特に大雨による被害が大きいようです。お気をつけくださいませ。

さて、フランス紀行も後半にさしかかってまいりました。
前回はルーブル美術館で力尽きたお話でした。
疲れ果てて入ったブラッスリーでフォアグラとカモの燻製入りサラダをお昼に頼んだのですが、フォアグラのあまりの大きさにびっくりしてメインのお料理が頼めなかったほどでした。とても残念でした。
そして、一度ホテルに戻り体力を回復させてから、夜のイベントに備えました。有名なフォションがホテルのすぐ近くでしたので、立ち寄ってみました。各国の観光客に対応できる販売スタッフがフロア各所に配置されていて、幸いにも日本人の女性スタッフがいらしたので、担当していただきました。お土産ではなく、おやつにいただくためのトリュフショコラを少しだけ購入したのですが、とても丁寧に対応していただけてありがたかったです。お値段も日本に比べて安かったようです。とても美味しく頂きました。

さて、その日はエッフェル塔の中のレストランでディナーをいただき、そのあとシャンゼリゼ通りに古くからあるLidoのショウを観賞しました。エッフェル塔は毎日いろんな時間にいろんな角度から観ることができて、そのたびに表情が違うのですが、真下から観るのはとても迫力があります。4本ある足にそれぞれ斜めに上がっていく2階建てのエレベーターが付いていて、1度に100人位ずつ乗車できるそうです。それだけ毎日多くの観光客が訪れるということですね。
ディナーは繊細な創作フレンチで、昼間のようなボリュームの大皿ではなく日本人好みのものでした。
ディナーとはいえフランスの日没は夜10時ころなのでまだまだ西日の強い時間帯に頂いたため夜景を堪能とはいきませんでした。軽くお酒も入ったところでほかのツアーのお客様と写真を撮り合いっこしたりしながらいよいよLidoに出発です。

パリにはこのようなショウを催す場所がいくつかあり、ほかにもムーランルージュ、パラディラタン、クレイジーホースなどが有名です。ショウの本番は写真が撮れないので、上の写真は前座のバンドが演奏をして、ディナーつきのお客様を楽しませているところです。Lidoは舞台装置がとても大掛かりで、前にせり出ている円形のステージは奈落があって場面場面でいろいろなものに変わります。スケートリンクが出てきてアイスダンスを披露したり、噴水になったりと驚きの連続でした。
トップレスの女性ダンサーはみなとても綺麗で、踊りも素晴らしかったです。観客を巻き込むパフォーマンスはフランス語が分からなくても楽しめるように工夫されていました。そのほか目を見張るような場面が目白押しで2時間たっぷりと楽しむことができました。
翌日はいよいよパリを1日たっぷり楽しむ最後の日となります。それではまた!
ルーブル美術館
2014paris-s 301mini
ちょっと昔ですと「ダヴィンチコード」や、最近では綾瀬はるかが主演している映画でも舞台となっている、膨大な美術品の宝庫であるルーブル美術館です。まともに全作品を見ようとすると何日かかるのでしょうか?
この日はパリミュージアムパスを有効に使うためにパリ市内の名所や建造物を回る予定でスタートしました。
しかし、スタート地点にここを選んだのは間違いでした。本当に広いのです。
有名なポイントだけを目標にして回りましたが、それでも半日かかります。ミロのヴィーナスや、モナリザはちゃんと案内板がありますが、そこに行くまでに何度も現在位置を確認して地図とにらめっこしなければなりません。
コの字型の建物はガラスのピラミッドを囲むようにしてリボリ通り側をリシュリュー館、正面をシュリー館、セーヌ川側をデノン館と区分けされ、それぞれの館へ渡るためには広い階段を上ったり下りたり、ちょっとした迷路のようになっています。
映画のシーンでは何かに追われて館内を走る場面がありましたが、とてもじゃないけれど迷子になること必至です。たくさんの美術品が同じような小部屋に配置され、一つ一つの価値も分からなくなってしまうほどです。
さすがにモナリザは誰しも現物を見たいと黒山の人だかりでしたが、数年前に日本に来て話題になったフェルメールなどはぽつりと静かな場所で壁にかかっておりました。
以前にも訪れた時もそうでしたが、今回も同様にあまりの芸術作品の多さにめまいがしてちょっと酔ったような気分になりました。
楽しみにしていたもののひとつのサモトラケのニケはどこかに出張中で見ることができず残念でした。

さて、芸術品でおなかがいっぱいになったのですが、疲れがどっと出てそこから先へ動くことができなくなってしまいました。連日の緊張や寝不足で食欲も落ち、「顔色が悪い」と娘に指摘されてとうとう体調の悪さを自覚しました。
この後凱旋門やナポレオンのお墓のあるアンバリッド、マリ―アントワネットが最後を過ごしたコンシェルジュリーなどの見学を予定していましたが、やむなく中止して一度ホテルに戻りました。
何といってもこの後は、このツアーの山場であるエッフェル塔内レストランでのディナーとリドのショウを見るために体力を温存しておかなければならなかったからです。
よる年波には勝てず、この日は予定していたスケジュールをこなすことができなくてちょっと悔しい思いをしました。
しかし!パリの夜はこれからです。
次はリドの素晴らしいショウの巻です。
ヴェルサイユ 後編
2014paris-s 268mini
前回はヴェルサイユ宮殿、グラントリアノン、プチトリアノンの見学を楽しんだお話でした。
後編はヴェルサイユの街での冒険?を書きます。
前述のヴェルサイユに長く在住しておられる島村夫妻と宮殿見学の後お会いすることになっていたのですが、ちょっとした行き違いから連絡が取れなくなってしまいました。
Wi-Fiを持たずに来ていたので(次回からは必需品ですね!)とりあえずWiーFiのつながるカフェを探して入り、そのカフェの親切なおじさんにいろいろとお世話になりながら連絡を取れるようにがんばりましたが、結局うまくいかず、タクシーで直接島村夫妻のお宅へ行ってみることにしました。
1台目のタクシーには近いからと乗車拒否され、泣きそうになりながら2台目のタクシーにお願いすると、やっと連れて行ってもらえました。間一髪のところでご夫人の純子さんとすれ違いにならず無事に会うことができました。

その後ヴェルサイユ市の大きなショッピングセンターに連れて行っていただき、夜は昔からおばあさんが一人で焼いているというクレープ屋さんに連れて行ってもらって本場のクレープとシードル(リンゴ酒)に舌鼓を打ったのでした。

島村さんの旦那様はもう30年以上もフランスに滞在なさっていて、25年前に我々夫婦がフランスに行ったときにも大変お世話になった方です。今では国籍も取得され、現地に根を張っていらっしゃいます。奥様の純子さんと日本食のケータリングや日本食材のお店を営んでおられます。本当に良い方で昔と変わらず今でもとても頼りになります。今回もすっかり甘えさせていただきました。
そして帰りは純子さんがヴェルサイユ市内を案内してくださりながらパリまで車で送ってくださいました。
エッフェル塔のイルミネーション点灯が11時にあり、それにちょうど合わせてパリナイトツアーをしてくださいました。
島村ご夫妻、本当にありがとうございました。またぜひ会いに行きたいと思います!

この日のヴェルサイユ訪問は現地の方にもとても親切にしていただき、とてもうれしかったです。拙いフランス語を駆使して
意思表示をして、どうにかトラブルを回避できたのも、後で考えると旅の面白さだったように思います。
それでは長いご報告でしたがヴェルサイユでのお話はおしまいです。

次回はパリでの出来事をお話します!ではまた